日没順延にタイガー「眠いし腹ぺこだ」
2013年5月12日(日)午前10:59
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最終組を回ったタイガー・ウッズ(米)は15番パー4をプレーしている最中に日没順延が決まると「もうこれ以上プレーしたくない。眠いし腹ぺこだよ」と、きっぱり気持ちを切り替えた。
米男子ツアー“第5のメジャー”、ザ・プレーヤーズ選手権は現地時間11日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第3ラウンドの競技を行ったが、雷雨による2時間の中断を挟み日没サスペンデッドが決定した。
首位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)に1打差の単独2位からスタートしたタイガーは、2番パー5で幸先の良いバーディを奪ったが、続く3番で短いパットを外してボギー。4番以降はバーディチャンスにパットがまったく決まらずスコアカード通りの我慢のゴルフが続き、遂に14番まで11ホール連続パーに終始した。
ラウンド中は渋い表情が目立ったが、中断が決まると途端に「すぐにでもディナーにしたい」と笑顔。思うようにスコアを伸ばせなかった悔しさを飲み込み、明日にかける思いを新たにした。
スコアは前日と変わらず通算10アンダー。順位は暫定単独トップの伏兵デビッド・リングマース(スウェーデン/17ホール終了時点)に2打差の暫定2位タイ。同じ2位タイには大会優勝経験のあるヘンリック・ステンソン(スウェーデン/16ホール終了時点)とガルシア(14ホール終了時点)が並んでおり、本当の意味での勝負はこれから。第3ラウンドはグリーンを狙うショット、カップを狙うパットがともにわずかずつショート気味だったが、残り22ホール、いかにアグレッシブに攻めていけるかが鍵となりそうだ。
今季すでに3勝を挙げ世界ランク1位に返り咲いた今、タイガーにとって次なるミッションはメジャー制覇。まずは“第5のメジャー”で結果をきっちり出しておきたい。