日ごとに調子は上向き? L.オチョア「有終の美を飾りたい」
2012年10月7日(日)午前11:20
元ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)のエンジンが、そろそろかかってきたようだ。
欧州女子ツアー、ラコステ・レディス・オープン・デ・フランス(仏、カンタノGC)は現地時間6日、第3ラウンドの競技を行い、スポット参戦のオチョアが2アンダー68とまずまずのスコアをマーク。通算1アンダーとし前日の25位タイから19位タイに順位を上げた。
「昨日までの2日間に比べて明らかに調子は上向きです。序盤2つのボギーでつまずきましたが、その後4つのバーディを奪い返してアンダーパーにまとめることが出来た。とても満足しています」と2年のブランクを感じさせないプレーに表情も明るかったオチョア。
本人は「飛距離も落ちているしグリーン周りのタッチも合っていない」と言うが「試合勘は少しずつ戻ってきている」そうで、最終日「皆さんにさよならを言う前にビッグスコアをマークして有終の美を飾りたい」とサンデーチャージを期待させる言葉を口にした。
上位争いは、前日単独トップのダイアナ・ルナ(伊)が通算11アンダーまでスコアを伸ばし、2位タイに並ぶステイシー・ケーティング(豪)、カルロタ・シガンダ(スペイン)、アンナ-リーセ・カウデール(仏)に3打差をつけ優勝に王手。ルナはここ2年連続同大会でプレーオフに敗れて2位になっており「3度目の正直でトロフィーを掲げたい」と逃げ切りVに意欲を見せた。