F.ファンク&S.ペイト首位並走 B.ライガーは一歩後退
2012年10月7日(日)午後0:33
現在、チャールズ・シュワブカップポイントランクのトップを走るトム・レーマン(米)が出場していない大会でタイトル争いが激化する中、渦中のベルンハルト・ランガー(独)はスコアを伸ばせず一歩後退。フレッド・ファンク(米)とスティーブ・ペイト(米)の2人が首位に躍り出た。
米チャンピオンズツアーのSAS選手権は現地時間6日、ノースカロライナ州のプレストンウッドCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。難コンディションに各選手ともスコアメイクに苦しみ、この日3アンダー69をマークしたファンクとペイトが通算8アンダーとしトップの座を分け合った。
首位タイに浮上しながら「前半は特に苦しかった。スイングチェックを何度もしながら必死で後半立て直した」とファンクが言えば、ペイトも「初日はすべてが上手く行ったけれど、今日はあちこちでミスばかり。内容的には酷かった」と自虐的な感想。それでも最終日はこの2人を中心に優勝争いが展開するのは間違いなさそうだ。
1打差の3位タイにジェイ・ドン・ブレイク(米)とアンドリュー・マギー(米)がつけたが、初日トップのラス・コクラン(米)はスコアを1つ落とし、通算5アンダー9位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのケニー・ペリー(米)もコクランと同じ9位タイにつけている。
またチャールズ・シュワブカップポイントランクと賞金ランクともに現在2位につけ、残り4試合での逆転タイトル奪取を目指すランガーは、2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせず通算4アンダーは6位タイから15位タイに後退。初日30位タイと出遅れた賞金ランク目下1位のマイケル・アレン(米)が通算3アンダー18位タイに浮上しており、今週中の(賞金レース)逆転は難しくなった。