L.オチョアに憧れたS.ケーティング、逆転で2試合連続V!
2012年10月8日(月)午前11:53
前週のライダーカップで欧州チームを勝利に導いた主将のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)と、元ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のロレーナ・オチョア(メキシコ)に見守られ、26歳のステイシー・ケーティング(豪)が逆転Vを飾った。
欧州女子ツアー、ラコステ・レディス・オープン・デ・フランス(仏、カンタノGC)は現地時間7日、最終ラウンドの競技を終了。首位に3打差の2位タイからスタートしたケーティングが、前半4連続バーディで首位に追いつき1ストロークの僅差ながら、前日のトーナメントリーダーであるダイアナ・ルナ(伊)を下し2試合連続優勝の快挙を達成した。
優勝セレモニーにオラサバルとオチョアが顔を揃えると、「10年前の私の夢は、ロレーナ・オチョアに会うことでした。それがこうして隣に憧れの人がいて、トロフィーを掲げることが出来たなんて感激です。先週のライダーカップで欧州チームが大逆転で勝ったことも良い刺激になりました」と勝ったケーティングは喜びを爆発させた。
2年ぶりの競技出場を果たしたオチョアは最終日にスコアを伸ばせず、通算1アンダー22位タイで4日間の競技を終了。「今日はちょっとフラストレーションが溜まる内容でしたが、今週は素晴らしい1週間でした。楽しむことが一番の目的だったのでそれは達成されました。とてもハッピーです」とこちらも満面の笑み。オチョアによると今大会への出場は現役復帰への試金石ではなく、あくまで「エキシビション」だという。
なお逆転を許したルナは、これで今大会3年連続2位という悔しい結果に終わった。