タイガーが新人チームメイトに謝罪
2012年10月10日(水)午前10:59
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タイガー・ウッズ(米)がライダーカップでのふがいない戦いぶりについて、チームメイトたちに謝罪していたことが明らかになった。
2週前に行われた2年に1度の名誉を賭けた欧米決戦で、米国チームはまさかの大逆転負けを喫した。その“戦犯”こそがタイガーだった。3日間で1勝も獲得できず、最終日のシングルスでは最後に控えていてフランセスコ・モリナリ(伊)と激突した。前の組のスティーブ・ストリッカー(米)がマーティン・カイマー(独)に敗れたことで、もはや米国チームの勝利はなかったが、タイガーが勝てば引き分けという状況で迎えた最終18番でまさかのボギー。チームの連敗を決定付けてしまったのだ。
歓喜する欧州チームと対照的に、がっくりと頭を抱えた米国チーム。タイガーにとっては針のムシロだったに違いない。ゴルフチャンネルはこの後のタイガーの行動についてレポートしたのが、タイガーはチームのルーキーたちに謝罪したということだった。ルーキーたちを一室に集めたタイガーは、自分がいいプレーを出来なかったことについて謝った。実績だけでなく年齢的にもチームの中核となるべき存在となったタイガーの自覚の表れともとれるが、謝られたルーキーたちはこれについてどう感じたのだろうか。2年後には絶対に勝たなければならない米国チームだが、タイガーがその中心にいることはほぼ確実だ。チームワークを大切にしての行動なのか、それとも単に自分の気がすまなかったのか。その答えは今後のタイガーの動きで自然にわかるに違いない。