シーズン早々に直接対決! タイガー vs. R.マキロイ
2014年1月30日(木)午前11:20
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タイガー・ウッズ(米)とローリー・マキロイ(北アイルランド)が今季初めて直接対決する。
欧州ツアー中東シリーズ第3戦、オメガ・ドバイ・デザート・クラシックは現地時間30日、UAEのエミレーツGCを舞台に開幕。世界ランキング1位のタイガーと、同6位のマキロイが予選ラウンドから直接対決する。
タイガーは前週、過去8勝しているトリーパインズGC(カリフォルニア州)で行われた米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンで、3日目に連続ダブルボギーを喫するなど「79」の大叩きを演じてセカンドカットにひっかかり最終ラウンド進出を逃した。無言でコースを去ったタイガーだったが、その3日後に開催された今大会の歴代優勝者が出場するエキシビションマッチには元気に登場した。“フォーマ?・チャンピオンズ・チャレンジ”と名のついた18ホールのラウンドでは、前半に3つのバーディ奪取。最終ホールでダブルボギーを叩いて1アンダー71に終わったが、笑顔を絶やさなかった。
「(先週は)何が起こったのかわからないけど、そんな日もあるということ。(連続ボギーという)列車から降りられなかっただけなんだ。あの土曜日と今日のショットに全然違いはないよ」と気にしている様子はない。ファーマーズ・インシュランス・オープンの後は一旦、フロリダ州の自宅に戻り、パッティングの練習に励んでドバイ入りしており、大会3勝目に向けてあくまでも前向きだ。メジャー15勝目を目指し気合の入るシーズン初戦に見せた思わぬつまずきを帳消しにするためにも、ここで早く立ち直ろうという気持ちを隠そうともしていない。
一方のマキロイは、2週間前の欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権で1打差の2位タイと惜敗。3日目の2打罰がなければ優勝してもおかしくなかっただけに悔しさを滲ませていたが、気分を一新して2014年2戦目に臨む。
タイガー vs. マキロイの直接対決にはスティーブン・ギャラハー(スコットランド)も交じり、昨季欧米同時年間王者に輝いたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、メジャー通算4勝のアーニー・エルス(南ア)、ベテランのトーマス・ビヨーン(デンマーク)と同組。その他、好調のパブロ・ララサバル、ラファエル・カブレラ-ベロのスペイン勢やマッテオ・マナセロ、モリナリ兄弟(エドアルド、フランセスコ)のイタリア勢、さらにフレッド・カプルス(米)、ジョン・デイリー(米)らも参戦し、ツアーの本拠地ドバイでの戦いが熱く繰り広げられる。