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国内男子

ベテラン勢好調! 藤田が単独首位、谷口単独2位 池田は大乱調

2012年10月18日(木)午後4:50

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 国内男子ツアー、ブリヂストンオープンゴルフトーナメントが18日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に開幕。目下賞金ランク首位の藤田寛之が8バーディ、1ボギーの7アンダー64をマークして単独首位に立った。2打差の単独2位にはディフェンディング・チャンピオンの谷口徹がつけている。一方で、賞金ランク2位の池田勇太は7オーバー78の大乱調で98位タイと大きく出遅れている。

 今季3勝を挙げ、初の賞金王タイトルに向けて快走している藤田。さらに勝星を積み重ね独走態勢に入るべく臨んだこの日は、インスタートの前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーとまずまずのスコアで回る。後半に入り、1番、3番、5番とリズムよくスコアを伸ばすと、上がり2ホールを連続バーディで締めて7アンダー64。後続に2打差をつけてリーダーボードの最上段を射止めた。

 その藤田に続いたのが連覇を狙う同じくベテランの谷口。こちらもインからスタートすると、14番でボギーを先行させるも17番、18番で連続バーディを奪い返す。勢いに乗った谷口は、後半出だしの1番、2番でも連続でバーディを奪取すると、さらに6番、9番でバーディを重ねて単独2位の好ポジションを確保した。

 その他上位陣は、首位に3打差の3位タイにルーキーの川村昌弘、山下和宏、金亨成(韓)の3人がつけ、さらに1打差の6位タイに武藤俊憲、近藤共弘、谷原秀人ら12人が続いている。前週、日本オープンゴルフ選手権競技を制した久保谷健一は2アンダー69のラウンドで、ルーキーの藤本佳則、金庚泰(韓)らと共に18位タイ発進となっている。

 一方で、先々週のキヤノンオープンでツアー通算10勝目を挙げた池田勇太は苦しい初日となった。インスタートの出だし3ホールを2ボギー、1ダブルボギーとすると、14番から3連続ボギー。悪夢の前半を7オーバーで折り返すと、後半は少し持ち直したものの2バーディ、2ボギーとスコアを戻せず7オーバー78を叩いた。悲願の賞金王を目指すためには、少しでも賞金を稼ぎたいところ。2日目は尾崎将司と並ぶ98位タイから巻き返しを狙う。

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