石川が22位タイ浮上! 韓国オープン
2012年10月19日(金)午後8:50
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石川遼は後半にスコアを落としたものの、順位を上げて予選ラウンドをクリアした。
韓国のナショナルオープンであり、ワンアジアツアーの一戦でもあるコロン韓国オープン(韓国、ウージョンヒルズCC)は現地時間19日、日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。初日暫定44位タイと出遅れた石川は、この日行われた第2ラウンドで出だしの1番こそボギーを叩いたものの、5番パー4でしっかりバーディを奪うと8番パー5でイーグル奪取に成功。難コンディションに各選手ともスコアメイクに苦しむ中、一時トップ10圏内に浮上し存在感をアピールした。
ところが後半は、前日同様わずかなところでパットが決まらず13番、16番、17番でボギーを叩いてズルズルと後退。結局1オーバー72にとどまり、通算5オーバーで予選の2日間を終了した。順位は22位タイまで上げたが、首位を守ったカン・キョンナム(韓)には10ストロークの大差をつけられている。
その他の注目選手は、アジア勢唯一のメジャーチャンピオンであるY・E・ヤン(韓)が通算1オーバーで5位タイにつけ、今季米男子ツアーのルーキーとして戦いシード権を確保したノ・スンヨル(韓)が石川と同じ22位タイにつけた。また、ノ・スンヨルと同じく米ツアールーキーで昨季の日本ツアー賞金王、べ・サンムン(韓)は通算9オーバー47位タイと苦しみながらも予選を通過している。
石川以外の日本勢は、北村晴男弁護士の息子として知られる北村晃一が3バーディ、5ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーと出入りの激しいゴルフで7オーバー78。通算10オーバーまでスコアを落としたが、カットラインぎりぎりの56位タイで決勝ラウンドに滑り込んだ。
しかし初日出遅れた富田雅哉はこの日も4つスコアを落とし、通算12オーバー75位タイで予選落ちを喫している。