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国内男子

片山が5年ぶり復活V!「自分が一番待っていた」

2013年10月6日(日)午後5:38

 国内男子ツアーのコカ・コーラ東海クラシックは6日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日『64』のビッグスコアを叩き出し7位タイから出た片山晋呉が三つ巴のプレーオフを制して、5年ぶりとなるツアー通算27勝目を飾った。

 アウトスタートの片山は1番で幸先良くバーディを奪うと、2番パー5で第3打目を直接カップにねじ込みイーグル奪取に成功。その後も1バーディ、1ボギーで凌ぎ、前半終了時点で通算5アンダー首位タイに躍り出る。後半にも2つスコアを伸ばし通算7アンダー単独首位でホールアウトした片山だが、同組の星野英正、2位タイスタートの冨山聡に追いつかれ勝負は3人によるプレーオフへ突入した。

 迎えたプレーオフ1ホール目。2オンに成功した片山に対して、星野のセカンドはグリーンをオーバー、冨山は右の池に入れてしまい、パーをセーブした片山が2008年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来となる復活優勝を果たした。5季ぶりの勝利に片山は「自分が一番待っていましたからね。しかも、三好でっていうのは僕にとって最高の1ページになると思う」と声を弾ませた。

 上位陣は、通算4アンダー単独4位に上井邦浩、通算2アンダー5位タイに武藤俊憲と薗田峻輔。ゴルフ用品メーカー大手アクシネット社の御曹司で、欧州ツアールーキーイヤーの今季すでに1勝をマークしている“貴公子”ピーター・ユーライン(米)は最終日に4つスコアを伸ばして通算1アンダーで小林正則、上平栄道と並ぶ7位タイ。予選ラウンドを首位ターンした宮里優作は5オーバー77を叩き、通算1オーバー13位タイで今回も悲願の初優勝は叶わなかった。ディフェンディング・チャンピオンのH・W・リュー(韓)は藤田寛之らと並ぶ通算3オーバー22位タイで4日間の競技を終えている。

 一方、昨年の本大会以来となる国内ツアー出場を果たした今田竜二は2日目、3日目の遅れを取り戻すことが出来ず、通算16オーバー66位タイに終わっている。

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