国内男子
石川遼、2週連続Vへ! L.ドナルドも参戦
2012年11月14日(水)午前9:52
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国内男子ツアーに世界ランクNo.3の男がやってくる。
ツアーでたった3試合しかない総額2億円、優勝4,000万円の高額賞金大会、ダンロップフェニックストーナメントが15日、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に開幕する。世界からトッププレーヤーが集結することで知られる同大会らしく、今年も元世界ランクNo.1で現在はNo.3のルーク・ドナルド(英)や、2009年大会チャンピオンのエドアルド・モリナリ(伊)など、欧州勢を中心にした実力者たちが参戦し、戦いを盛り上げる。
今大会を含めて、残り3試合となった同ツアーだが、賞金王タイトルに向けて現在トップに立っているのは1億1,924万4972円を稼いでいる藤田寛之だ。これを約2,500万円差で谷口徹が、約3,100万円差で池田勇太が追走中。高額賞金大会で勝つことはタイトルの行方を決定的にすることとあって、お互いに譲れない状況だ。
また、先週の三井住友VISA太平洋マスターズで2年ぶりの優勝を飾った石川遼も出場。来季の米男子ツアーシード権獲得という嬉しいニュースも入ってきており、2週連続Vで弾みをつけたい。さらにアマチュアNo.1の松山英樹、谷口を師匠と仰ぐディフェンディング・チャンピオンの武藤俊憲らも絡み、例年のようにドラマチックな戦いが繰り広げられるに違いない。