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海外男子

石川、激戦を制す! 池田は敗退

2010年2月18日(木)午後0:08

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 大会初出場の日本勢2人の明暗が分かれた。

 WGCの今季初戦アクセンチュア・マッチプレー選手権は現地時間17日、アリゾナ州ザ・リッツ-カールトンGCを舞台に1回戦の32マッチを終了。日本ツアー賞金王の石川遼は、昨年のネイションワイドツアー賞金王マイケル・シム(豪)と対戦し、最後まで大接戦を演じた。1番を先取した石川は2番でオールスクエアに戻されたものの、3番から連取して2アップ。それでも粘るシムに8番で再びタイに戻された。9番以降はお互いに一歩も譲らない熱戦が続いたが、石川はついに15番でリードを許す。それでも直後の16番で獲り返し、3度目のオールスクエアに持ち込んだ。

 それで勢いに乗った石川は、17番でセカンドショットを40センチ弱につけるスーパーショットを披露。楽々バーディを奪って1アップで18番を迎えた。すると、そこでもおよそ2.5メートルのバーディパットを沈めて鮮やかな逆転勝ちを披露した。

「すごく楽しいマッチだった。神経質になった部分もあったけれど、1番のバーディで落ち着くことが出来た」と笑顔で1回戦の戦いぶりを振り返った石川。2回戦はトップシードのスティーブ・ストリッカー(米)を撃破したロス・マクゴーワン(英)が対戦相手となる。

 一方、石川とは対照的に池田勇太は苦しい戦いを強いられた。ニック・ワトニー(米)相手に2アップのリードを奪う快調な出だしだったが、6番で追いつかれるとズルズルとホールを落とし続け、11番までに4ダウン。13番で1つ獲り返したものの、結局4アンド3で敗れ去った。

 他には、ストリッカーに加えてメジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)も1回戦でジーブ・ミルカ・シン(インド)に敗れて姿を消したが、欧州賞金王リー・ウェストウッド(英)は母国の若手クリス・ウッド(英)を3アンド1で下し、アーニー・エルス(南ア)はライアン・ムーア(米)を4アンド3で撃破。ディフェンディング・チャンピオンのジェフ・オギルビー(豪)はアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)に7アンド5の大差をつけ、セルヒオ・ガルシア(スペイン)はデビッド・トムズ(米)に2アップ、20歳のローリー・マッキルロイ(北アイルランド)もケビン・ナ(米)に1アップで勝利と、ビッグネームは概ね順当な結果を残した。

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