ローリー・マキロイ（北アイルランド）が、世界ランキングNo.1の座を確固たるものにしている。

　先週行われたの欧州ツアー今季最終戦、DPワールドツアー選手権最終日で上がり5連続バーディという怒涛の猛チャージを見せて見事に優勝。最高の形でシーズンを締めくくったマキロイは、米国時間26日発表の最新世界ランクで1位をしっかりキープし、これで16週連続、通算すると23週に渡りNo.1の座を保持している。

　同大会3位タイのルーク・ドナルド（英）も2位を維持し、3位のタイガー・ウッズ（米）にも変動はない。だが、ドバイで単独2位に入ったジャスティン・ローズ（英）が、7位から4位に躍進し、これによりリー・ウェストウッド（英）が4位から6位、ルイス・ウーストハウゼン（南ア）も6位から7位へと後退。アダム・スコット（豪）は先週までと変わらず5位となっている。

　また、国内男子ツアーのフルフィールド最終戦となったカシオワールドオープンゴルフトーナメントを制した黄重坤（韓）は、220位から154位にジャンプアップ。初のトップ200入りを果たしている。

　来年のマスターズ出場権を手にできる年末時点での世界ランクトップ50入りをかけた争いでは、藤田寛之が47位から48位へと一歩後退。カシオワールドオープンで6位タイに入った石川遼は、77位から74位へジワリと順位を上げた。

　その他の主な日本勢では、谷口徹が83位から84位と1ランクダウン。池田勇太も4つ順位を落とし98位となっている。