V戦線浮上ならずも連日の60台で石川&今田ともに27位タイ
2014年3月9日(日)午前10:41
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優勝戦線浮上はならなかったが、石川遼&今田竜二の日本勢がともに好プレーを続けている。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ第2戦、WGC-キャデラック選手権と同週開催の米男子ツアー、プエルトリコ・オープンは現地時間8日、プエルトリコのトランプインターナショナルGC-プエルトリコを舞台に第3ラウンドの競技を終了。4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマークした石川と、5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回った今田はともに通算8アンダー27位タイで最終日を迎えることになった。
4試合ぶりに予選を突破し25位タイからスタートした石川は、前半2つパー5で確実にスコアを伸ばし3アンダー33でハーフターン。そのままバーディ攻勢をかけたいところだったが、難しい14番パー4でボギーを叩いて一歩後退。しかし、前日15メートルを超えるロングパットを捩じ込んだ17番でバーディを奪い返し、きっちり60台でホールアウトした。
それでも上位がスコアを伸ばしたため前日より2ランクダウンの27位タイ。これで念願である優勝の目はほとんどなくなったが残り18ホール、1つでも上を目指しラストスパートをかけたいところだ。
一方、シード復活にかける今田はようやく本来の持ち味であるショートゲームの冴えが戻って来た。今季レギュラーツアーはソニー・オープン・イン・ハワイに続く2戦目。ソニーでは20位タイとまずまずの戦績を残しているが、今週はそれ以上の順位を目指し3日連続60台でトーナメントを締めくくりたい。
上位陣は、この日単独2位からスタートしたチェッソン・ハドリー(米)がノーボギーの5アンダー67をマークし通算16アンダーで単独トップ。1打差の単独2位に欧州ツアーで優勝経験のある石川世代のダニー・リー(ニュージーランド)が続き、通算14アンダー3位タイにジェイソン・ゴア(米)とジョナサン・バード(米)が並んでいる。
また、ベテラン勢も健在。通算13アンダー5位タイにジェリー・ケリー(米)、デビッド・トムズ(米)の47歳コンビがつけている。