米男子ツアー、ヒューマナ・チャレンジで3人によるプレーオフを制し優勝したブライアン・ゲイ（米）が、米国時間21日発表の最新世界ランキングで296位から116位にジャンプアップした。

　激戦となった同大会でチャールズ・ハウエルIII（米）、デビッド・リングマース（スウェーデン）の2人をプレーオフで下し、4年ぶりのツアー4勝目を挙げたゲイは、復活の喜びとともにここでも存在感をアピールしている。ハウエルは96位から66位へ、リングマースは227位から137位へと揃って大きく順位を上げた。

　欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権でツアー2勝目を挙げたジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）は47位から29位に躍進。同大会2位タイの2人は、ジャスティン・ローズ（英）が5位から4位にジワリと順位を上げ、トービヨン・オルセン（デンマーク）も52位から42位へとランクアップした。また、かつては世界ランクトップ10に名を連ねながら258位と低迷していたデビッド・ハウエル（英）も6位タイに入って203位へとランクアップした。

　1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位ルーク・ドナルド（英）の上位陣に変動はない。

　日本勢は、藤田寛之が43位から44位に、ヒューマナ・チャレンジで予選落ちに終わった石川遼が78位から83位に、谷口徹が82位から84位にそれぞれランクダウンしている。