石川3試合ぶり予選突破! ビッグスコア続出3人首位並走
2013年7月13日(土)午前10:10
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ビッグスコアが続出する中、石川遼は順位を落としながらも3試合ぶりの決勝ラウンド進出を果たした。
米男子ツアーのジョン・ディア・クラシックは現地時間12日、イリノイ州のTPCディアランを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日26位タイとまずまずの滑り出しを見せていた石川はこの日、序盤で2バーディを奪って波に乗るかと思われたが、好調なショットにパットが噛み合ず4バーディ、2ボギーの2アンダー69止まり。通算5アンダーで10ランクダウンの36位タイに後退したが、予選はきっちりとクリアした。
次週に迫ったメジャー、全英オープン(現地時間18?21日/スコットランド、ミュアフィールド)出場のためには今週勝つしかない状況だが、チャンスがある限り最後まで全力を尽くすのがプレーヤーの務め。今後石川が上位進出なるかどうかはパッティング次第といえそうだ。
一方、2日目を終え通算12アンダーで首位に並んだのがザック・ジョンソン(米)、ルーカス・グローバー(米)のメジャーチャンピオンに加え、本格参戦1年目の22歳パトリック・リード(米)。リードはすでに今季2度のトップ10フィニッシュを果たしているが、経験豊富なベテラン勢に混じり今週はツアー初優勝を目指すことになる。
1打差の単独4位にマット・ジョーンズ(豪)が続き、この日3番パー3でホールインワンを達成したトロイ・マッテソン(米)が通算10アンダーでケビン・ストリールマン(米)、ジェリー・ケリー(米)らとともに5位タイの好位置に浮上。また、初日108位タイと大きく出遅れていたチェズ・リアビ(米)が1イーグル、8バーディの10アンダー61と爆発し、通算9アンダー10位タイにジャンプアップしている。
「コースコンディションは最高。すべてが完璧。でもまだトーナメントは半分しか終わっていない。気を引き締めて残りのゴルフに集中したい」と首位タイのグローバー。バーディ合戦が予想される週末は「1つでも多くバーディを獲ること」が求められている。