石川、残り3戦でマスターズ切符をつかめるか!?
2014年3月13日(木)午前10:29
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マスターズ出場への道を探る石川遼の戦いが続いている。
米男子ツアーのフロリダシリーズ第3戦 バルスパー選手権は現地時間13日、ツアー屈指の難コース インニスブルック・リゾートを舞台に開幕。すでに残り4戦とカウントダウンに入ったマスターズ(4月10?13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)に向けて調整モードに入った選手たちと、石川のように出場権確保を探る選手たちが激突する。
元気いっぱいなのは今季好調のハリス・イングリッシュ(米)や、昨季新人王を獲得したジョーダン・スピース(米)で、アーニー・エルス(南ア)、ルーク・ドナルド(英)、ジム・フューリック(米)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、レティーフ・グーセン(南ア)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らの実力あるベテランたちもどっしりと構えている。
石川のようにマスターズ出場権を持たない選手たちは、残り4試合のうち3試合が終わった時点での世界ランキングトップ50入りか、直前のシェル・ヒューストン・オープン(4月3?6日/テキサス州レッドストーンGC トーナメントC)での優勝のいずれかを果たさないとオーガスタ行きの切符を手に入れることは出来ない。1戦、1戦が大切となってくるが、現在世界ランク83位の石川はプレーのリズムが今一つで、コースにも苦手意識を持っており(4年連続で予選落ち中)、楽観視出来ない状況にある。
それでも前週のプエルトリコ・オープンでは4試合ぶりに予選を通過し、手探りながら一歩ずつ前進しているのは明るい材料なだけに、これをどう生かしていくか。必死の戦いぶりを見守りたい。