石川“WGC裏番組”で27位タイ発進 今田は55位タイ
2013年8月2日(金)午前11:38
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石川遼が必死の猛攻を続けている。
WGC-ブリヂストンインビテーショナル(オハイオ州、ファイアーストーンCC)と同週開催で、米男子ツアーのリノ・タホ・オープンが現地時間1日、ネバダ州のモントリューG&CCを舞台に開幕。攻撃的なゴルフが有利なポイント制のステーブルフォード方式を生かして石川は積極的なプレーを披露した。
10番からスタートすると、13番から3連続バーディで6ポイントを奪取。16番はボギーだったが、17番でバーディを奪い返して7ポイントで折り返す。
ところが、後半に入ると3番、6番、7番とボギーを重ねて4ポイントまでスコアを落としてしまう。それでも8番のバーディで盛り返し6ポイントでホールアウト。単独首位のジョシュ・ティーター(米)と9ポイント差の27位タイとまずまずのスタートを切った。
次週の今季メジャー最終戦、第95回 全米プロゴルフ選手権(8?11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)への出場も決まり、元気いっぱいで臨んでいる今大会だけに、2日目以降、上手に攻めてしっかり上位に食い込んで賞金を稼いでもらいたい。
一方、出場できる試合が少なく石川同様に必死の戦いが続く今田竜二は3バーディ、3ボギーの3ポイントで55位タイ。こちらはよりアグレッシブなプレーが必要なようだ。
その他の上位陣は、首位と1ポイント差の2位タイにゲーリー・ウッドランド(米)、ジェームス・ドリスコル(米)の2人、さらに1ポイント差の単独4位にグレッグ・チャーマーズ(豪)。12ポイントをマークしたスチュアート・アップルビー(豪)、コルト・ノスト(米)が5位タイ、トレバー・イメルマン(南ア)が10ポイントで7位タイにつけている。
本大会はスコアをポイントに換算して順位が競われる。アルバトロスが8点、イーグルが5点、バーディが2点、パーは0点、ボギーならマイナス1点、ダブルボギー以下はマイナス3点と、攻撃すればするほど有利になり、ミスに対しては寛容なしくみとなっている。