崖っぷちの石川が挑むレギュラーシーズン最終戦
2013年8月15日(木)午前9:35
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米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権が現地時間15日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで開幕する。ザ・バークレイズ(22?25日/ニュージャージー州リバティ・ナショナルGC)から始まるプレーオフシリーズ出場をかけ、フェデックスカップポイントランキング125位以内に入ろうと、ボーダーライン上の選手たちが必死の戦いを繰り広げる。
21歳の2人の日本人選手は、まったく異なる立場で参戦する。今季プロに転向し、米ツアーにスポット参戦した松山英樹は、メジャーでの好成績が効いて来季の出場権をほぼ手中に収めた。
一方の石川遼は、米ツアー常駐1年目で苦戦が続き、現在フェデックスカップポイントランク151位(賞金ランキング151位)。どちらかで125位以内に入れば来季の出場権を獲得できるが、プレーオフシリーズに出場できなければ賞金も稼げないのは言うまでもない。今大会で上位に入らなければならない状況に追い込まれている。
プレーオフシリーズ進出を逃せば、下部ツアーとの“入れ替え戦”に出場し、さらなる厳しいサバイバルレースに勝ち残らなければならない。そこまで追い詰められる前に、何とかここで良い結果を残したいところだ。
石川同様、必死の戦いを強いられる“バブル”と呼ばれるボーダーライン上の選手たちが目の色を変えてプレーするレギュラーシーズン最終戦。一瞬たりとも目が離せないサバイバルレースが幕を開ける。大会連覇を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)やアーニー・エルス(南ア)らも出場して繰り広げられる戦いは、様々な意味でゴルフの醍醐味を味わわせてくれるに違いない。