決着が月曜日までもつれ込んだ米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権で節目のツアー10勝目を飾ったザック・ジョンソン（米）が、現地時間17日発表の最新世界ランキングで前週までの24位から12位へ浮上。同ランキングトップ10入りと年間王者をかけ、今週はシリーズ最終戦 ツアー選手権（現地時間19?22日／ジョージア州イースト・レイクGC）に挑む。

　そのジョンソンに2打差の単独2位となったニック・ワトニー（米）は、同ランク31位から27位にランクアップ。サスペンデッドとなた第3ラウンドを暫定首位で終えながら、最終ラウンドでスコアを伸ばせず単独3位に終わったジム・フューリック（米）も、同ランク15位から13位に順位を上げている。

　一方、欧州ツアーのKLMオープンで、大会史上初の地元勢優勝を果たしたヨースト・ルーテン（オランダ）が81位から55位へとジャンプアップ。史上最年長V記録の更新を狙ったミゲール・A・ヒメネス（スペイン）は単独2位に終わったものの、49位から44位へとランクアップした。

　また、米ツアーの来季シード権を争うウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズ第3戦、ネイションワイド・チルドレンズ・ホスピタル選手権で7位タイに入り、出場権を確定させた石川遼は145位から144位に1つランクを上げている。前週試合のなかった松山英樹は28位から29位に1ランクダウンしている。

　尚、1位タイガー・ウッズ（米）、2位アダム・スコット（豪）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位勢に変動はない。