米男子ツアーの2013-14シーズン第2戦、シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンで、優勝したウェブ・シンプソン（米）に6打差ながらキャリアベストに並ぶ2位タイに入った石川遼が、米国時間21日発表の最新世界ランキングで前週までの154位から112位へとジャンプアップ。マスターズ出場権がかかる年内のトップ50入りに希望をつないだ。

　トーナメントレコードタイの通算24アンダーまでスコアを伸ばし、2012年全米オープン以来の優勝に歓喜したシンプソンは、同ランク24位から17位へ浮上。石川とともに2位に入ったジェイソン・ボーン（米）も、同ランク215位から150位へと順位を上げている。同大会を体調不良で欠場した松山秀樹は、同ランク29位をキープした。

　一方、荒天のため最終ラウンドが月曜日順延となった国内男子ツアーの日本オープンゴルフ選手権競技で逆転優勝を飾った小林正則は、同ランク374位から171位へ上昇。欧州ツアーのISPSハンダ・パース・インターナショナルで優勝したジン・ジャン（韓）も、同ランク1,066位から336位へと大躍進している。

　他の主な日本勢は、藤田寛之が同ランク109位から113位に後退。日本オープン3位タイの片山晋呉が139位から118位へと浮上している。なお、同ランク1位タイガー・ウッズ（米）、2位アダム・スコット（豪）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動はない。