松山、逆転Vへ6打差7位タイ 石川17位タイ急浮上
2014年10月12日(日)午前10:18
米男子ツアーの2014-15シーズン開幕戦 フライズ・ドットコム・オープンは現地時間11日、カリフォルニア州のシルバラード・リゾート&スパで第3ラウンドを行い、松山英樹が3アンダー69でまとめ、通算10アンダーで7位タイをキープした。また石川遼も5アンダー67と好スコアをマークし通算7アンダーで17位タイに浮上した。トップは、韓国のベ・サンムンで通算16アンダー。
7位タイに踏み止まったが、松山にとっては後味の悪いラウンドだった。1番バーディで幸先良く出ると、3番、5番、7番でもバーディ。8番でボギーを叩いたが、前半を3アンダーで折り返した。そして後半も10番、14番とバーディとし通算12アンダーに。しかし、上がり2ホールを連続ボギーとしてしまい、この日は3アンダー69でホールアウトした。
一方、好ラウンドを見せたのは石川。前半を2アンダーで折り返すと、12番バーディ、13番ボギーとした後の14番でイーグルを奪取。18番もバーディで締めた。この日は、1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、通算7アンダーで前日の47位タイから17位タイまで順位を上げた。
パーオン率83.33%の数字が示す通りショットが好調。2日目にも12番パー4で103ヤードの第2打を直接入れイーグルとしたが、この日は14番パー4で141ヤードを残したセカンドショットをカップに沈め、2日連続でスーパーショットを披露した。
トップのベは、1イーグル、7バーディ、2ボギーの7アンダー65と会心のラウンド。17番パー4でのイーグルなど上がり4ホールで4つスコアを伸ばし、2位のザック・ブレア(米)に4打差をつけ、2013年のバイロン・ネルソン選手権以来となるツアー2勝目に王手をかけた。その他上位は、マット・クーチャー(米)が6アンダー66を記録し通算11アンダーで3位タイ、ハンター・メイハン(米)も松山と同じ7位タイにつけている。