松山、開幕戦2年連続3位タイ! 石川は19位タイ
2014年10月13日(月)午前10:02
米男子ツアーの2014-15シーズン開幕戦 フライズ・ドットコム・オープンは現地時間12日、カリフォルニア州のシルバラード・リゾート&スパを舞台に最終ラウンドの競技を終了。日本の松山英樹が通算12アンダー3位タイに食い込んだ。石川遼は通算8アンダーで19位タイでフィニッシュ。韓国のベ・サンムンが通算15アンダーでツアー通算2勝目を挙げている。
この日7位タイで出た松山は、6番でボギーを叩き1つスコアを落としたが、後半に入って挽回。12番で初のバーディを奪うと、上がり2ホールも連続バーディで締めくくり2アンダー70でホールアウトした。昨季も3位タイとなった相性の良いトーナメントで再び3位タイにランクイン。2年連続で開幕戦をトップ3で終え、メジャー制覇を目指す上で幸先の良いシーズンスタートとなった。
また、石川も健闘した。3番から4連続バーディをマークするなど5つのバーディを量産。後半に失速したが、この日は5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71で最終ラウンドを終えた。
長いパットが決まらずグリーン上で苦戦したが「ロングパットのタッチが合っていない中でこの順位で終われたので、自分(のパッティング)が合わせられるようなコースであれば、もっと上にいけると思う」とコメント。次週の昨年2位タイとなったシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(16?19日/ネバダ州、TPCサマリン)に向けても「楽しみですね」と明るい表情を見せていた。
優勝したベは4打差トップで最終日を迎えたものの、この日は1オーバー73とスコアメイクに苦しんだ。特に後半は連続ボギーを叩くなど「ナーバスになった」場面もあったそうだが、前日までの貯金を生かし2013年バイロン・ネルソン選手権以来となるツアー2勝目を達成。2011年には日本オープンなど国内男子ツアーで3勝し賞金王になった実力者が、米ツアーの開幕戦で勝利の美酒に酔った。
上位陣は通算13アンダー単独2位にスティーブ・ボウディッチ(豪)。ハンター・メイハン(米)、レティーフ・グーセン(南ア)、ブライス・モルダー(米)、マーティン・レアード(スコットランド)が松山と同じ3位タイで続いた。