松山英樹が米国時間28日発表の最新世界ランキングで29位から28位へとジワリと順位を上げた。

　すでに開幕している米男子ツアーの2013-14シーズン第2戦を疲労からくる胃炎で欠場した松山は、アジアに舞台を移して行われた第3戦のCIMBクラシックで復帰を果たし25位タイに入った。今週のWGC-HSBCチャンピオンズ（現地時間31日?11月3日／中国、シャーシャン・インターナショナルGC）では、さらなる上位進出を狙う。

　CIMBクラシックで月曜日に持ち越されたプレーオフを制して優勝を飾ったライアン・ムーア（米）は45位から31位にランクアップ。ムーアに敗れて単独2位に終わったゲーリー・ウッドランド（米）も81位から53位へと躍進した。3位タイの2人もキラデク・アフィバーンラト（タイ）が86位から66位に、クリス・ストラウド（米）が117位から84位に浮上している。

　また、欧州ツアーのファイナル・シリーズ初戦、BMWマスターズで優勝したゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ（スペイン）が60位から32位へジャンプアップ。2位タイの2人も、フランセスコ・モリナリ（伊）が49位から37位に、トンチャイ・ジェイディ（タイ）が61位から49位へと大きくランクを上げている。

　国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントでツアー3勝目を挙げた丸山大輔は、265ランクアップして354位へと躍進。単独2位に入ったI・J・ジャン（韓）は248位から202位に、3位タイの小田孔明も98位から91位に浮上した。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位アダム・スコット（豪）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動はない。

　他の主な日本勢は、石川遼が112位から113位に、藤田寛之が113位から120位に、片山晋呉が118位から121位へとそれぞれランクダウンしている。