石川遼の2014年初戦は、米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ（現地時間1月9?12日／ハワイ州ワイアラエCC）になりそうだ。

　現地時間20日開幕のアジア vs. 欧州の名誉をかけたチーム対抗戦、第7回 ザ・ロイヤルトロフィ（中国、ドラゴンレイクゴルフクラブ）にアジアチームの一員として参加している石川だが、その舞台である中国へ出発する際に明かしたもの。

　国内男子ツアーを主戦場にしていた2012年に米ツアーの大会にスポット参戦して賞金を積み重ね2013年の米ツアー出場権を手にした石川。だが、昨季（2013年シーズン）はオフにトレーニングをしっかりしたいという意向もあって3試合目のヒューマナ・チャレンジからツアーに参戦した。

　ただ昨季はなかなか結果が出せず、トップ10入りは1度だけで42万4,541ドル（約4,500万円）しか稼げず、賞金ランキング151位でシード落ち。それでも下部ツアーとの入れ替え戦を経てようやく今季（2013-2014年シーズン）の出場権を獲得した。その反省もあるのか、今シーズンは早々に結果を出す方向でいるようだ。ツアーのスケジュールが変わったため、すでに行われている3試合に出場。2試合目のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンで2位タイに入るなど、すでに前シーズンの獲得賞金額を抜き62万2,875ドル（約6,500万円）まで積み重ね賞金ランキング13位につけている。

　とはいえ、層の厚い米ツアーでは油断は禁物とばかりに、今度は出場できる試合では出来る限りプレーして早く気持ちが楽になるように方針を変えたようだ。