池田勇太が世界ランキングを駆け上がっている。

　先週行われた国内ツアーのVanaH杯KBCオーガスタでプレーオフの末に優勝した池田は、米国時間8月31日発表の最新ランキングで159位から101位に躍進。今季2勝目を挙げた実績が数字になって表れた。日本勢トップは変わらず、49位の片山晋呉。地元でのVを逃した藤田寛之が、1ランクアップの58位でこれに続き、1打差の3位に終わった石川遼は、6ランクアップの62位となった。

　一方、米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズで優勝したヒース・スローカム（米）は、前週までの197位から59位へ大躍進。2位タイに食い込んだアーニー・エルス（南ア）も、25位から20位に上昇している。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ポール・ケイシー（英）の上位3人に変動はないが、同大会でタイガー、エルスらとともに2位タイに入ったスティーブ・ストリッカー（米）が、6位から4位にランクアップ。同じく2位タイのパドレイ・ハリントン（アイルランド）も、11位から9位に順位を上げている。