石川、2イーグルも34位タイ後退 P.リード3日連続『63』
2014年1月19日(日)午前10:30
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石川遼は出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばしたものの上位浮上はならなかった。
米男子ツアーの2014年米本土初戦、ヒューマナ・チャレンジは現地時間18日、カリフォルニア州のPGAウエスト・パーマーC(PP)、PGAウエスト・ニクラウスC(NP)、ラキンタCC(LQ)の3コースを舞台にプロアマ形式の第3ラウンドを終了。PGAウエスト・ニクラウスCをプレーした石川は2イーグル、5バーディを奪いながらボギーを4つ、ダブルボギー1つを叩いて3アンダー69止まり。通算12アンダーまでスコアを伸ばしたが、上位がバーディ合戦だったため順位的には前日の22位タイから34位タイへ後退することに。
「鍵になる」と本人が語っていたパー5の攻略は上々だった。4つあるパー5のうち4番と13番がイーグル、8番と16番でもバーディを奪い、4ホールで6つスコアを伸ばした。だが、中盤を過ぎた辺りから、「ショットがぶれてしまったので納得いかない」と上がり2ホール連続ボギーに渋い顔。
「ストローク自体は良くなっている。ショットをもう少し修正すれば来週に繋がるゴルフが出来ると思う」と、前日まで苦労していたパットに関しては手応えを滲ませた。明日は初日好スコア(66)をマークしたPGAウエスト・パーマーCでのラウンド。トップとは15打差で優勝は厳しいが、「自分が目指せるところまで目指してやっていきたい」と石川は最終日のチャージを誓った。
3日目を終えツアー2勝目に王手をかけたのは、通算27アンダーのパトリック・リード(米/NP)。この日はボギーもあったが3日連続9アンダー63を叩き出し、通算20アンダー2位タイで並ぶチャーリー・ホフマン(米/PP)、ブレンドン・トッド(米/LQ)に7打差をつけ独走態勢に入っている。
その他上位陣は、キーガン・ブラッドリー(米/PP)が通算16アンダー12位タイ、今季1勝のザック・ジョンソン(米/PP)は通算15アンダー15位タイ。また、リッキー・ファウラー(米/PP)は通算10アンダー54位タイに低迷している。