ノーボギーの石川、J.スピースと並ぶ首位発進に「今日は自分ができる中で一番いいスコアだった」
2015年5月22日(金)午前10:58
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(写真提供:Getty Images)
数多くのメジャーチャンピオンを生んだテキサスの地で、石川遼が圧巻のバーディラッシュを披露した。
米男子ツアーのクラウンプラザインビテーショナルat コロニアルは現地時間21日、テキサス州のコロニアルCC at テキサス州を舞台に第1ラウンドの競技を終了。悪天候によりスタートが大幅に遅れるなか、日本勢唯一出場の石川は6アンダー64でプレーし、マスターズ王者ジョーダン・スピース(米)らとトップ発進を切っている。
石川はインスタートのこの日、池越えの13番パー3でバーディを先行させ、16番、17番でもスコアを伸ばして3アンダーで折り返す。後半も1番で幸先良くバーディを奪うと、その後は我慢の展開が続くも、上がり2ホールで連続バーディを奪取。ノーボギーの完ぺきなゴルフでスピース、ケビン・ナ(米)、ブー・ウィークリー(米)とともに首位に並んだ。
「(納得できたプレーは)グリーンまわりのアプローチ。全然ショットが良いという感じではなかったので、最初の方からボギーになるかなという際どいとこはあったけれど、アプローチで今日は凌げた」と石川。「8番、9番のバーディはラッキーだったけれど、内容的には4バーディ、ノーボギーぐらいのラウンドはできていた。ボギーを打たないように最善を尽くした結果だと思う。(前日キーホールにあげていた5番は)4番ウッドでフェード目に狙って、セカンドが5番アイアン。右はほとんどラフが無くてハザードだし、左はラフから(グリーンを)狙うことはできないので、ティーショットをフェアウェイに打つことが凄く大事なホールだった」と振り返った。
2週前のザ・プレーヤーズ選手権で今季ベストの8位タイを記録している石川。前週のウェルズ・ファーゴ選手権は一転93位タイで予選落ちを喫したが、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジャスティン・ローズ(英)などビッグネームが欧州ツアーに出場している今週は是が非でも好成績を残したいところ。「今日は自分ができる中で一番いいスコアだった。けれど、まだまだできる部分はたくさんある。ショットもアプローチもパットも、先を見ればもっといいものを目指していかないといけない」と先を見据えた。
以下、1打差の5位タイにイアン・ポルター(英)、ジョージ・マクニール(米)の2人。4アンダー66の7位タイにはチャーリー・ホフマン(米)など9人がつけ、3アンダー67の16位タイにはハンター・メイハン(米)、スティーブ・ストリッカー(米)、ブラント・スネデカー(米)ら10人が続く混戦模様となっている。
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クラウンプラザインビテーショナルat コロニアルは予選ラウンド生中継!
今年69回目を数える歴史ある大会で、優勝者に送られるタータンチェックのジャケットは、PGAツアープレーヤーが手にしたい憧れの一つだ。かつては伝説のプレーヤー、ベン・ホーガンが同大会5勝、近年ではザック・ジョンソン、スティーブ・ストリッカーらが得意としており、ショットメーカーに有利な大会と言われている。
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