海外男子
世界ランキング M.カイマー28位躍進、松山25位浮上 石川85位
2014年5月13日(火)午前11:44
マーティン・カイマー(独)が“第5のメジャー”優勝で世界ランク28位にジャンプアップした。
米男子ツアーの本拠地 TPCソーグラス(フロリダ州)を舞台に行われたフラッグシップ大会、ザ・プレーヤーズ選手権で完全優勝を飾ったカイマーは、米国時間12日発表の最新世界ランキングで61位から28位に躍進。2010年に全米プロゴルフ選手権を制するなど、かつてNo.1となった男が息を吹き返した。
カイマーに1打差の単独2位となったベテラン、ジム・フューリック(米)が同ランク14位から12位に浮上。単独3位に入ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)も9位から7位にジワリと順位を上げている。
同大会で初日から58ホール連続ノーボギーでプレーし、大会史上最年少Vを狙った20歳のジョーダン・スピース(米)は4位タイに終わり、ガルシア浮上の影響を受けて同ランク7位から8位に後退。スピースと並ぶ4位タイフィニッシュのジャスティン・ローズ(英)は10位から9位へとランクアップした。
6位タイの5人も、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が11位から10位に、ジミー・ウォーカー(米)が22位から17位に、リー・ウェストウッド(英)が30位から26位に、フランセスコ・モリナリ(伊)が46位から42位に、デビッド・ハーン(カナダ)が117位から93位へとそれぞれランクを上げている。
23位タイに入った松山英樹は前週の26位から25位へとジワリと順位を上げ、トップ20を見据える位置に来た。
同ランク1位タイガー・ウッズ(米)の欠場により、成績次第ではこの座を奪える可能性のあった4人はいずれも結果が芳しくなく上位陣に変動はない。タイガーの1位は変わらず、2位アダム・スコット(豪/大会38位タイ)、3位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン/同34位タイ)、4位バッバ・ワトソン(米/同48位タイ)、5位マット・クーチャー(米/同17位タイ)となっている。
その他の主な日本勢は、小田孔明が84位から82位に上昇したものの、ザ・プレーヤーズ選手権はウェイティング1番にもかかわらず出場できなかった石川遼は85位で前週と変わっていない。