石川、アンダーパーも「チャンスが少なかった」 30位タイで挑む最終日は「できるだけ10アンダーに近付けたい」
2015年5月24日(日)午前9:56
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(写真提供:Getty Images)
現地時間23日、テキサス州のコロニアルCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了した米男子ツアーのクラウンプラザインビテーショナルat コロニアル。石川遼は、1アンダー69とスコアを伸ばしたものの、通算3アンダー30位タイに後退した。
初日で首位タイに立ちながら、2日目は最終ホールでトリプルボギーを喫するなど25位タイまで転落した石川。この日は立ち上がりの2番でティーショットを大きく右に外すも、第2打をピンそば約2メートルにつけるナイスリカバリー。しかし、このホールをバーディとした直後の3番では第3打をグリーン手前のバンカーに入れてしまいボギーと波に乗れない。
前半をイーブンパーで折り返した後半立ち上がりの10番では、約4.8メートルのバーディパットを沈めるも、残りホールは全てスコアカード通りとムービングサタデーに期待されたバーディラッシュとはならず。2バーディ、1ボギーのラウンドとなった。
「バーディチャンスは少なかった」と振り返った石川。そのなかで「13番、18番のバーディパットを決められなかったのはもったいなかった」と少ないチャンスをものにできなかったことを悔やんだ。チャンスにつけられなかった原因は「ショット」とし「アイアンがピンにいくことが1度か2度しかなかった」と話した。
また、2番でのリカバリーショットについては「まず、打てるライにあったことがラッキーだった」としながらも「そこからどうやってミスを広げないかが大事。傷を大きくしないことができた」と満足な様子。パッティングについても「2メートル以内だと不安はない。5メートルは入ってないが、惜しいところまで来ていて、良いタッチでは打ててはいる」と好感触なようで、最終日は「できるだけ、トータルで10アンダーに近付けるために5、6バーディぐらい取りたい」と意気込んだ。
ケビン・ナ(米)が、1アンダー69と堅実なプレーを見せ、通算11アンダーで3日連続リーダーボードのトップをキープ。1打差の単独2位にはイアン・ポルター(米)、通算9アンダーの単独3位にはチャーリー・ホフマン(米)が続いている。通算8アンダーの4位タイには、クリス・カーク(米)とブラント・スネデカー(米)がつけている。
ディフェンディング・チャンピオンのアダム・スコット(豪)は、5バーディを奪うなど、4アンダー66でラウンド。通算6アンダーまでスコアを伸ばし、マスターズチャンピオンのジョーダン・スピース(米)らと並び10位タイに浮上している。
【関連動画】石川、木越えのショットでピンそば約2メートルに寄せバーディ!
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クラウンプラザインビテーショナルat コロニアルは予選ラウンド生中継!
今年69回目を数える歴史ある大会で、優勝者に送られるタータンチェックのジャケットは、PGAツアープレーヤーが手にしたい憧れの一つだ。かつては伝説のプレーヤー、ベン・ホーガンが同大会5勝、近年ではザック・ジョンソン、スティーブ・ストリッカーらが得意としており、ショットメーカーに有利な大会と言われている。
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