今田、9位タイスタート! 松山49位タイ、石川は73位タイ
2014年8月15日(金)午前9:59
米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦 ウィンダム選手権は現地時間14日、ノースカロライナ州セッジフィールドCCを舞台に開幕。この大会に来季のシード権獲得をかける今田竜二が9位タイと好スタートを切った。7アンダー63をマークしたカミロ・ビジェガス(コロンビア)が単独トップに立っている。
崖っぷちの今田が快調なスタートを切った。この日は5バーディ、1ボギーの4アンダー66をマーク。「バックナインはミスもありましたが、パットでリカバーできました」と振り返る通り、この日はフェアウェイキープ率が50%、パーオン率も55.6%と苦戦したが、ホールごとの平均パットが1.5とグリーン上でスコアメイクし、上位につけた。
現在のフェデックスカップ・ポイントランキングは195位。プレーオフに進出できる125位以内に入るには、レギュラーシーズン最終戦のこの大会での優勝が必須となる。「明日も良いプレーがしたい」。奇跡のプレーオフシリーズ滑り込み、そして6年ぶりのツアー優勝に向け、今田がラストチャンスにかける。
その他の日本勢は、松山英樹が1イーグル、1ボギーの1アンダー69で49位タイ。5番パー5では、セカンドショットをピンそば約1.5メートルにつけるスーパーショットを見せた。また、石川遼は3バーディ、3ボギーのイーブンパー70で回り73位タイ。フェアウェイキープ率が35.7%とショットに精彩を欠いた。
単独首位のビジェガスは、1イーグル、5バーディの完璧なラウンド。好調なショットを武器に、2010年のザ・ホンダ・クラシック以来となるツアー4勝目に向け、最高の滑り出しを見せた。
その他、ウェブ・シンプソン(米)が6アンダー64で2位タイ。ポール・ケイシー(英)が5アンダー65で4位タイにつけ、マスターズ王者でプレーオフシリーズ滑り込みを狙うマイク・ウィアー(カナダ)が4アンダー66で今田らと同じ9位タイとなっている。