米男子ツアーの新シーズンが幕を開ける！

　2014-2015シーズン開幕戦、フライズ・ドットコム・オープンが現地時間9日にカリフォルニア州のシルバラード・リゾート＆スパで開幕する。ライダーカップ終了から1週間の短いオフということもあり、多くの有力選手が欠場する中、日本からは松山英樹、石川遼が参戦。両選手ともに相性の良い大会でのプレーに期待が集まる。

　松山は、昨季大会の最終日を6打差の12位タイでスタートすると、5アンダー66をマーク。通算16アンダーで3位タイとなった。さらに世界ランク上位勢がこぞって欠場していることもあり、同ランク20位の松山は、出場選手の中で3番目の順位。公式サイトのパワーランキング（優勝予想）でも4位に入るなど、優勝を十分に狙えるフィールドだ。

　昨年は、石川も最終日こそ1オーバー72とスコアを落とし、通算9アンダー21位タイでトーナメントを後にしたが、第3ラウンド終了時点では優勝圏内の7位タイにつける活躍を見せた。昨季は惜しくも叶わなかった、プレーオフシリーズ第3戦目以降への出場のためにも、好スタートを切りたいところだ。

　ディフェンディング・チャンピオンは、最終日を首位に3打差4位タイでスタートし、5アンダー66をマーク、通算17アンダーと逆転で初優勝を飾ったジミー・ウォーカー（米）。連覇を目指す今大会はハンター・メイハン、マット・クーチャーとのライダーカップ米国代表3人によるペアリングにも注目が集まる。