石川、全英OP出場権をかけた戦いに意気込み「まず予選突破。そこから上位を目指す」
2015年7月1日(水)午後5:02
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのザ・グリーンブライアー クラシックが現地時間2日、ウェストバージニア州のザ・オールドホワイトTPCにて開幕し、4日間72ホールで争われる。日本勢唯一の出場者となる石川遼は、来季のシード権獲得を視野に今大会での巻き返しを狙う。
今大会も前週のトラベラーズ選手権同様、12位タイまでに入った選手のうち、全英オープン(現地時間7月16?19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権を持たない選手上位4人にその出場資格が与えられる。直近出場の3試合連続で予選落ちとなるなど苦戦が続いている石川だが、今大会で全英出場の切符をつかむとともに終盤戦に向けた勢いをつけたいところだ。
「調子は悪くないと思っている。問題は試合でのマネジメント等が噛み合ってくるかどうか」と現状を評価する石川は、現在の課題についても「先週から体が開く癖が出てしまったので、そこを修正している」とドライバーショットの改善点を冷静に分析。
2年ぶりの出場となる今大会については「前回よりグリーンが硬い感じ。難しいホールがあるので注意が必要だが、バーディパットを常に打っていくことがすごく大事。フロントナインはパー5が無いので、バックナインに比べて伸ばしにくい」とコースの印象を口にしながら「まず予選を突破することが大事。予選をしっかり通って、そこから上位に入っていけるように頑張りたい」とその意気込みを表している。
昨季はアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の2打差からの逆転優勝で幕を閉じた今大会。通算16アンダーで4日間を終えたカブレラが、5年ぶりの白星でツアー通算3勝目を挙げた。同選手が連覇を目指す今季は、前週のトラベラーズ選手権で今季2勝目を挙げたバッバ・ワトソン(米)が2連勝を目指して参戦するほか、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)やスコット・スターリングス(米)といった歴代王者も王座奪還を狙ってフィールド入りしている。
そのほか、前週大会でプレーオフの末にワトソンに敗れたポール・ケイシー(英)や、前月のザ・メモリアル・トーナメントでツアー初勝利を手にしたデビッド・リングマース(スウェーデン)も今大会に出場。極度の不振から抜け出せずにいるタイガー・ウッズ(米)も今大会での復活を目指してエントリーしている。
ザ・グリーンブライアー クラシックは全ラウンド生中継!
ビュイックオープンが前身、2010年から同大会名となった。開催コース「ジ・オ?ルドホワイト」は26名の歴代米大統領も滞在している全米有数のリゾートだ。3日目は米国の独立記念日となるため、大きな盛り上がりをみせるだろう。昨年大会では、最終日2打差でスタートしたアルゼンチンのアンヘル・カブレラが「64」と爆発し優勝。メジャー2勝を挙げているビッグネームは、意外にもPGAツアー初タイトルだった。
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