松山22位タイに後退、石川はギリギリ予選通過
2014年10月18日(土)午前11:19
米男子ツアーのシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州TPCサマリン)は現地時間17日に第2ラウンドの競技を行い、4位タイでスタートした松山英樹は、イーブンパー71と停滞し通算5アンダーで22位タイに後退した。トップはアンドリュー・パットナム(米)とラッセル・ノックス(スコットランド)で通算10アンダー。石川遼は、通算2アンダー65位タイで辛くも予選を突破した。
松山は1番バーディで幸先良くスタートしたが直後の2番でボギー。8番でもボギーを叩き前半を1オーバーで折り返した。後半に入ると11番バーディ、13番ボギーで迎えた16番パー5でイーグル奪取に成功。このままの勢いでスコアを伸ばしたかったが17番パー3をボギーとし、この日は1イーグル、2バーディ、4ボギーのイーブンパー71でホールアウトした。パーオン率83.33%と前日に続きショットは好調だったが、13番、17番のボギーはともに3パットとグリーン上でのプレーで精彩を欠いた。
一方の103位タイで出た石川は、前半こそ1オーバーとスコアを崩したが、後半は10番、13番、16番、17番と4つのバーディを量産。この日は3アンダー68と巻き返し、65位タイとカットラインギリギリで予選を突破した。この大会は昨年2位タイとなった相性の良い舞台だけに決勝ラウンドでの猛チャージが期待される。
上位はアンドリュー・サボボダ(米)、トニー・フィナウ(米)が通算9アンダー3位タイ。ウェブ・シンプソン(米)が6アンダー65をマークし通算8アンダー5位タイに浮上した。昨季のフェデックスカップ覇者ビリー・ホーシェル(米)は通算1オーバー111位タイで予選落ちしている。