松山&石川がツアーV目指し登場 CIMBクラシック
2014年10月29日(水)午後0:57
米男子ツアーとアジアンツアー共催のCIMBクラシックが、現地時間30日からマレーシアのクアラルンプールG&CCでスタートする。今大会は昨年から米ツアーのツアー競技に組み込まれ、フェデックスカップ・ポイントの加算対象となっており、メジャー覇者が7人エントリーするなど強豪も多数出場予定となっている。
そんな中、日本からは松山英樹と石川遼の常駐組が参戦。東南アジアの地で今季初優勝を目指す。特に松山は、開幕戦のフライズ・ドットコム・オープンで3位タイに入ると、第2戦のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンでも10位タイと2試合連続トップ10入り。トータルドライブとパーオン率の順位を足したボール・ストライキングでツアーNo.1となっており、ショットが好調であることをうかがわせている。
また、公式サイトのパワーランキングではセルヒオ・ガルシア(スペイン)、パトリック・リード(米)に次ぐ3位。78人がプレーするこの大会の優勝候補の一角とアメリカでも評価されているだけに、ツアー2勝目へ期待は膨らむばかりだ。
一方の石川は、開幕戦で19位タイとなったが第2戦は28位タイと平凡な成績。その後は一時帰国するなど英気を養った。この大会からは、国内ツアーの最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップまで休みなくプレーするだけに、ここで上位に入り、良い年の締めくくりとなるよう勢いをつけたいところだ。
その他、ビリー・ホーシェル(米)、リー・ウェストウッド(英)、ジェイソン・ダフナー(米)、昨季王者のライアン・ムーア(米)らが参戦。アジアを舞台にハイレベルなプレーを展開する。