石川&松山はともに18位タイ、L.ウェストウッドが3位タイ浮上
2014年10月31日(金)午後7:50
米男子ツアーとアジアンツアー共催のCIMBクラシックは現地時間31日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。日本勢の松山英樹と石川遼が、ともに通算4アンダー18位タイにつけた。トップは2日連続で5アンダー67を並べたビリー・ハーレーIII(米)で通算10アンダー。
日本から出場している若武者二人がまずまずの位置で残り2日間を迎えることになった。13位タイでスタートした石川が4バーディ、3ボギーの1アンダー71で回り通算4アンダーとすると、インスタートの松山は序盤の11番でダブルボギーを叩いたものの、18番でイーグル奪取に成功するなど持ち直し2日連続となる2アンダー70でホールアウト。仲良くトップと6打差の18位タイで2日目を終えた。
そんな中で一気に上位に浮上したのが39位タイで出たリー・ウェストウッド(英)。この日は序盤の1番、2番を連続バーディとし幸先良くスタートすると、8番バーディの後の11番パー3でホールインワンを達成。すると16番、18番でもバーディを奪い、この日ベストスコアとなる7アンダー65を記録、通算7アンダーの3位タイに順位を上げた。
欧州ツアー通算24勝を誇るヨーロッパを代表するプレーヤーのウェストウッドだが、米ツアーではわずか2勝に終わっている。この大会はマレーシアが舞台と米国本土での開催ではないが、ここでツアー3勝目を挙げその存在感を米国のゴルフファンに改めて見せつけたいところ。残り2日間のウェストウッドのプレーが注目される。
上位は通算8アンダー単独2位にケビン・ストリールマン(米)。ディフェンディング・チャンピオンのライアン・ムーア(米)と注目選手のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、ウェストウッドと同じ3位タイにつけている。