A.スコット、新キャディ選びは急がず
2014年11月6日(木)午後6:32
2013年のマスターズ覇者で、現在世界ランクNo.2のアダム・スコット(豪)は、新たなキャディを探すことを急いではいないようだ。スポーツ専門ケーブルTV局「ESPN」などが伝えている。
スコットは9月までキャディを務めていたスティーブ・ウィリアムス氏の引退に伴い、コンビ解消を発表。以前はタイガー・ウッズ(米)のパートナーだったことでも知られる同氏がバッグを担いでからは、マスターズ優勝を含む米男子ツアー4勝、さらには同ランクでもNo.1に上り詰めた。
9月以降は、臨時のキャディと組みながら国内男子ツアーの日本オープンゴルフ選手権競技などに参戦していたが、米男子ツアーの今季初戦としてWGC-HSBCチャンピオンズ(現地時間6?9日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)を選択し、出場している。
しかし、今後の日程についてはザ・ホンダ・クラシック(2015年2月26日?3月1日/フロリダ州PGAナショナル)まで参戦の予定が立っていないため、早急に後任を決めることはしない模様。一方で、100件を超える応募者がいることも認めている。中には、フロリダで母の面倒を見ているという男性など、“ショッキング”な応募もあり、ゴルフ界でも有数の高額な仕事を求めている者は多いようだ。
スコットは「スティーブ・ウィリアムスの代わりを探すことは不可能だ」と、前任者へ最大の敬意を払いつつ「相手の個性を見る必要があり、自分にフィットするかどうかが問題だ。自分も強い個性を持っているからね」と、後継者に関しては相性を重視することを明かしている。
さらに「たくさんの人が自分と働きたがっていると知れてうれしいよ。もし、携帯に何もメッセージが入らなかったら、少し心配になるからね」と、安堵していた。