石川、6バーディで急浮上! 13位タイで迎える決勝ラウンドへ「いい準備をしたい」
2015年5月9日(土)午前8:49
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ チャンピオンシップは現地時間8日、フロリダ州のTPCソーグラス スタジアムコースを舞台に第2ラウンドの競技を行い、40位タイからスタートした石川遼がリーダーボードを急浮上した。
石川は前半に4つのバーディを奪って2アンダーでハーフターンすると、後半も2つのバーディを加えて3アンダー69をマーク。通算4アンダーまでスコアを伸ばし、前日から27ランクアップの13位タイまで順位を上げた。
初日と同じ6つのバーディを奪い、この日はボギー1つ、ダブルボギー1つにとどめた石川。この日は前日と同じフェアウェイキープ率(57.14%、8/14)だったが、18ホールを25パットにまとめるなど、グリーン上でのプレーが光った。パッティングのスコアに対する貢献度を示す「ストロークス・ゲインド・パッティング」は前日を上回る1.145をマーク。「ショットは良くないけれど、パッティングが良かった。昨日よりグリーンが固くなって速いけど自分には合ってる」と分析した。
それでも自身のゴルフにはまだまだ納得していない様子で「ショットが良くなくて、凄くいいショットはひとつもなかった」と反省。トップから4打差で迎える決勝ラウンドに向け「思っているよりも上が伸びてない感じがするので、自分でやるべきことをやって、いい準備をして、もっといい内容でプレー出来るように頑張りたい」と力強く語った。
一方、パワーランキング(優勝予想)で6位にランクインし、“第5のメジャー"でトップタイ発進を切った松山英樹だが、この日は2オーバー74と我慢のゴルフを強いられた。アウトから出た5番、9番でボギーを叩いて折り返し、後半はスコアカード通りのプレー。バーディをひとつも奪えず、通算3アンダー27位タイに後退している。
ただ、ツアー2勝目を見据える松山は「難しいコースなので、粘り強くバーディをひとつでも多く取れればチャンスは出てくると思う。しっかり崩れないように頑張りたいと思う」と話し、残り2日間の巻き返しに意欲を見せていた。
上位は、この日7アンダー65と爆発したジェリー・ケリー(米)とケビン・ナ(米)が通算8アンダー首位タイ。通算6アンダー3位タイにリッキー・ファウラー(米)、クリス・カーク(米)、ブランデン・グレイス(南ア)、デビッド・ハーン(カナダ)が続き、通算5アンダー7位タイにはザック・ジョンソン(米)ら6人がつけた。
また、世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は石川と同じ通算4アンダー13位タイ。注目のタイガー・ウッズ(米)は通算イーブンパー61位タイでギリギリ予選を突破したが、マスターズ王者ジョーダン・スピース(米)は初日の出遅れが響き、通算3オーバー103位タイで今季2度目の予選落ちを喫している。
【関連リンク】48歳J.ケリーが奪首! R.マキロイ13位タイ、J.スピースは予選落ち
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