グレッグ・ノーマン（豪）がホストを務めるチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間11日、フロリダ州チバロンGCを舞台に開幕する。

　3日間それぞれ違う方式で競われる本大会。初日は2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進むスクランブル方式を採用し、2日目は変則オルタネート方式（2人がそれぞれティーショットを打ち、良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち、交互にプレーする）、最終日はベターボール方式（2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する）で雌雄を決する。

　昨季大会では、マット・クーチャー＆ハリス・イングリッシュ（ともに米）が初日から首位を走り、最終日には14アンダー58と爆発的なスコアをマーク。1989年からスタートした大会記録となる通算34アンダーを叩きだしての記録的優勝を成し遂げた。

　クーチャー＆イングリッシュ組は、連覇を狙って今年も参戦。しかし、その前に立ちはだかるのは、昨シーズン米国ツアー年間王者に輝いたビリー・ホーシェル（米）と38歳ベテランのイアン・ポルター（英）のペアや、2年ぶりの優勝を狙うケニー・ペリー＆ショーン・オヘア（ともに米）の年齢差22歳コンビだ。

　今年も初日から激しいバーディ合戦が繰り広げられることが必至の3日間。通常のストロークプレーやマッチプレーとは違ったゴルフの違った魅力満載の大会から目が離せない。