2013年のマスターズ覇者で、現在世界ランクNo.3につけるアダム・スコット（豪）の新キャディが決定した。

　米国のゴルフ専門チャンネル「ザ・ゴルフ・チャンネル」のウェブサイトなどが報じたところによると、新キャディに選ばれたのは、先月の豪州ツアー エミレーツ・オーストラリアン・オープンと今月の全豪プロゴルフ選手権で、スコットとコンビを組んだマイク・カー氏。ジンバブエ出身の同氏は、過去にアーニー・エルス（南ア）、リー・ウェストウッド（英）、トービヨン・オルセン（デンマーク）らのキャディを務めた経験を持つ。

　スコットは9月までキャディを務めていたスティーブ・ウィリアムス氏の引退に伴い、コンビ解消を発表。その後、臨時のキャディと組みながら“オーディション”を行い、新たなパートナーを探していた。また、人格者としても知られる同選手のもとには、100を超える応募があったことも明らかとなっている。

　スコットは「マイクがオファーを受け入れてくれて嬉しく思う」とコメント。さらに「彼は、自分たちのチームにふさわしい価値のある人物だと確信しているよ」と新キャディを称賛している。

　また、10月から新シーズンがスタートしている米ツアーだが、スコットはザ・ホンダ・クラシック（2015年2月26日?3月1日／フロリダ州PGAナショナル）までプレーしない意向を明らかにしている。