石川、「64」で2打差4位タイ!「シーズンやってればこんな日もある」
2015年7月3日(金)午前8:54
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックが現地時間2日、ウェストバージニア州のザ・オールドホワイトTPCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。日本勢唯一の出場者である石川遼が、トップと2打差の4位タイと好スタートを切った。
前週のトラベラーズ チャンピオンシップ同様、12位タイまでに入った選手のうち、全英オープン(16?19日/スコットランド、セントアンドリュース)出場権を持たない選手上位4人にその出場資格が与えられる今大会。全英行きを視野に上位フィニッシュを目指す石川は、前半14番で2打目をピンそば約70センチに寄せてバーディを先行させると、その後の18番もティーショットをピンそばにつけてスコアを伸ばし、2バーディ、ノーボギーと安定感のあるラウンドで前半を折り返す。
迎えた後半は、出だし1番から幸先良くバーディを奪うも、4番で1打目が左のラフにつかまりこの日唯一のボギーを叩く。それでも、直後の5番から3連続バーディで一気に遅れを取り戻すと、最終18番でも1つスコアを伸ばし、7バーディ、1ボギーの6アンダー64という好スコアで初日の競技を終えている。
「シーズンやってればこんな日もあるのかなって感じ」と初日を振り返った石川。「練習ラウンドでもプロアマでも出たことないスコアなので、こんなにこのコース回りやすかったかなと」と大会本番で予想以上の好パフォーマンスが出来たと明かした。
プレー内容に関しては、手ごたえをつかむアイアンショットについて「ライに対してしっかり間違えずに出せてると思うので、クロスしてる感じは全然しない」と語りながら「フェアウェイで打つことが大事なので、ドライバーで打つ時も4番ウッドで打つ時もライン取りは気をつける必要がある」とドライバーなどの修正点についてもコメント。
全英オープン出場権獲得に向け、2日目はさらなる上位進出にも期待がかかるが「(明日は)新たな一日なので、特にスコアのことは考えずに、今日と同じように一打一打ベストを尽くしてやれればと思う」と冷静に前を見据えた。
8アンダー62の単独トップはスコット・ラングレー(米)。首位と1打差の2位タイにジョナサン・バード(米)とダニー・リー(ニュージーランド)が並んでいる。今大会でのスランプ脱出を目指すタイガー・ウッズ(米)は今季自己ベストの「66」で12位タイにつけている。
【ザ・グリーンブライアー クラシック」大会初日石川遼スコアカード】
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ビュイックオープンが前身、2010年から同大会名となった。開催コース「ジ・オ?ルドホワイト」は26名の歴代米大統領も滞在している全米有数のリゾートだ。3日目は米国の独立記念日となるため、大きな盛り上がりをみせるだろう。昨年大会では、最終日2打差でスタートしたアルゼンチンのアンヘル・カブレラが「64」と爆発し優勝。メジャー2勝を挙げているビッグネームは、意外にもPGAツアー初タイトルだった。
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