非公式イベントながら人気のPNCファーザーサン チャレンジが現地時間12日、フロリダ州のリッツカールトンGCを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。ビジェイ＆カース・シン（フィジー）組が13アンダー「59」と叩きだし、単独トップに立った。

　シン組は2番でバーディを先行させると、4番からは5連続バーディを奪取。さらにバックナインでも5つのバーディを積み重ねると、最終18番パー5ではイーグルをマークし、1イーグル、11バーディ。「父親とプレーするのは常に楽しいよ」と息子のカースが話せば、ビジェイも「彼のプレーはとても良かったよ」と褒め称えた。

　2012年覇者の2012年覇者のデービス・ラブIII（米）組は9アンダー63をマークし、2位タイにつけた。先日の米男子ツアーでも同じペアリングでプレーした親子だが、上がり3ホールを3連続バーディ締め。「スロースタートだったが、16番でのチップインで波に乗ることができた」と父親は振り返った。

　また、ディフェンディング・チャンピオンのベルンハルト＆ジェイソン・ランガー（独）組は、スタートの1番から5連続バーディをマークするなど、9アンダー63で9位タイ。来年1月で76歳を迎える帝王ジャック＆ゲーリー・ニクラウス（米）組は8アンダー64で14位タイとなっている。