米チャンピオンズツアーの今季フルフィールド初戦、 アリアンツ チャンピオンシップが現地時間5日、フロリダ州のザ・オールドC at ブロークン・サウンドを舞台に開幕。節目の第10回大会にゴルフ殿堂メンバー8名を含む計81選手が集結し、前回覇者ポール・ゴイドス（米）、昨季の年間王者ベルンハルト・ランガー（独）をはじめとした強豪がシーズン序盤で勢いをつけるべく激突する。

　昨季大会では最終日を単独トップで迎えたゴイドスが後続を1打差で振り切り優勝。初出場の今大会でツアー通算2勝目を手にした。同選手が今大会を勝利すれば、2000年のブルース・フライシャー（米）以来となるフルフィールド初戦での連覇達成。昨季は賞金ランキング11位だったゴイドスだが、それを超える活躍に向けて王座防衛で弾みをつけられるか。

　ツアー公式サイトで先ごろ発表されたパワーランキング（優勝予想）では前週の開幕戦を制したダフィ・ウォルドルフ（米）が1位にランクイン。昨年11月の東芝クラシックから直近3戦で2勝という流れの良さを今週に持ち込めるか注目だ。ウォルドルフに次ぐ優勝予想2位には、開幕戦でツアー記録タイの同一ラウンドでの3イーグルを達成したトム・レーマン（米）が選ばれている。

　そのほか、2010年王者ランガーや昨季1勝のジョー・デュラント（米）も優勝候補の一角。昨季にランガーと熾烈なタイトルレースを繰り広げたコリン・モンゴメリー（スコットランド）、ジェフ・マガート（米）も今季初勝利を目指して大会を盛り上げる。