現地時間7日、米チャンピオンズツアーのアリアンツ選手権がフロリダ州のザ・オールドC at ブロークン・サウンドを舞台に最終ラウンドの競技を終了。10位タイから出たエステバン・トレド（メキシコ）がビリー・アンドレード（米）とのプレーオフを制し、ツアー4勝目を飾った。

　トップと4打差で最終日を迎えたトレドは、1番から幸先良く連続バーディを奪取すると、以降は伸ばし切れないまま前半を2アンダーで折り返す。するとバックナインも出だしから立て続けにバーディを奪うなど、13番までに3つスコアを伸ばし、6バーディ、1ボギーの5アンダー67でホールアウト。一足早く回り終えていたアンドレードと通算11アンダーに並んでプレーオフに進む。するとその3ホール目、アンドレードが2メートル弱のパーパットをミス。より短い距離を難なく沈めたトレドが昨年9月以来の白星を手にした。

　敗れたアンドレードは18ホールで5バーディ、1ボギーの内容。正規の18番でも1.5メートルのバーディパットを外すなどグリーン上で精彩を欠いていた。通算10アンダー3位タイはジェフ・スルーマン（米）とこの日8アンダー「64」を叩き出したトム・バイラム（米）が続いている。

　そのほか、コリン・モンゴメリー（スコットランド）はこの日2つ伸ばして通算8アンダー6位タイ。前日トップのコリー・ペイビン（米）やベルンハルト・ランガー（独）、ジェフ・マガート（米）らは通算7アンダー10位タイとなった。また、昨季覇者のポール・ゴイドス（米）は通算3アンダー24位タイで大会を終えている。