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プレーンをなぞるようなJ.ローズの美しいスイング！アドレスの再現性とは？（スーパースロー動画）

2015年6月10日（水）午後5:20

先週の「ザ・メモリアルトーナメント」ではプレーオフの末に惜しくも優勝を逃したジャスティン・ローズ。米PGAツアーと欧州ツアーの両ツアーを代表するプレーヤーでもあり、現在世界ランキングは６位。今季もチューリッヒクラシックで6シーズン連続優勝を果たすなど活躍を見せています。

6月6日に放送された「PGAツアーダイジェスト」ではツアープロコーチの内藤雄士氏がローズのスイングをスーパースローを使って解説。アマチュアゴルファーが手本にしたい美しいスイングとは？

スングプレーンをなぞるようなスイング

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内藤さん「ローズと言えば、17歳アマチュアとして出場した1998年の全英オープンで4位に入る活躍を見せ一躍脚光を浴びました。それから世界トップランカーとして永きに渡り活躍している選手です。昨年の全米オープンで矢野東プロに帯同した際に、ローズと一緒に練習ラウンドをする機会がありましたが、ゆったりしたスイングで打ち急ぎとかが無い。その上、距離も出るし、特にアイアンのスピンコントロールが素晴らしいと思いました。非常に完成度の高いスイングです。」

ドライバー　アドレス

「デビッド・レッドベターの秘蔵っ子ということでスイングプレーンが非常にきれいです。テークバックで完全にシャフトプレーンにのって、バックスイングからトップにかけてシャフトプレーンと並行になっています。」

ドライバー　テークバック

「注目はトップで肘がシャフトとプーンにくっついていることです。これがダウンスイングでクラブをプレーンに乗せていくのに非常に有効になります。ダウンスイングでの切り返しでプレーンに乗って、プレーンをなぞるようにインパクトしていきます。」

ドライバー　トップ

「フォロースルーもシャフトプレーンと並行にきれいに抜けていきます。また、フォロースルーまで前傾姿勢が変わっておらず、フィニッシュまでほぼアドレス時のシャフトプレーンを通っていると言えます。」

ドライバー　フォロー

アドレスとフォローの前傾姿勢

続いてアイアンについても正面のスロー映像を使って解説して頂きました。

アイアン　アドレス

「アイアンのアドレスを見ても非常にオーソドックスな構え方であることがわかります。肩と腕で作られる三角形の真下にボールがあります。」

アイアン　テークバック

「テークバックではやや早めにコックしていきながら、ほんの少し腰がターンしているだけ下半身がほとんど動いていないのが特徴です。」

アイアン　トップ

「そして、トップで右股関節にしっかり体重を乗せていきながら腕を下ろしていきます。ダウンスイングを見ると完全に腕が落ちています。腕がきれいに落ちてくることでシャフトが立って、そのままインパクトしていくスイングです。」

アドレスの再現性

「切り返しで腕が脱力しているのでインパクトでアドレス時と同じ構えの再現性ができます。このまま三角形が保たれたままフォロースルーをとっているので腕と体が同調された非常にきれいなスイングといえます。」

「PGAツアーダイジェスト」では試合のハイライトだけではなく、コメンテーターズアイのコーナーでは注目選手のスイング解説も紹介しています。中継映像でプロのスイングを見て真似することはなかなか難しいですが、スーパースロー映像を使ったわかりやすいスイング解説なので、GN+TVで動画を繰り返し再生しながら、ぜひ練習の際に参考にしてみて下さい。

「PGAツアーダイジェスト」は毎週日曜日・月曜日夜11時から放送。ぜひお楽しみに！

PGAツアーダイジェストスイングチェックシリーズ

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