「何もかもうまくいかなかった」P.ミケルソンが、全米OP前哨戦でつかみたいものとは?
2015年6月11日(木)午後3:10
ザ・メモリアルトーナメント決勝ラウンドで苦戦が続き、ラウンド後に「何もかもうまくいかなかった」と吐露したフィル・ミケルソン。全米オープン直前の今週は、同大会の会場であるチェンバーズGCと全く異なるタイプのコースが舞台となるフェデックス セントジュード クラシック(TPCサウスウィンド)に参戦する。
その意図を「全米OPで優勝争いするためゴルフに磨きをかける」ことだとミケルソンは言う。特に「メンタルな部分を研ぎ澄ませることが、全米オープンに向けていい準備になる」と語る44歳は「プロアマ戦と4ラウンドの競技を通じて、ボールストライキングを初めとする課題を克服したい」とメジャー前哨戦に意気込みを燃やす。
(写真提供:Getty Images)
ここ数年、セントジュード クラシックで良いプレーをして全米オープンを迎えており、相性の良いコースに「TPCサウスウィンドは大好きだよ。PGAツアーで特に過小評価されているコースではないだろうか? 美しい景色に恵まれ、いいショットが素直に報われるコース。大きく曲がるパットが残ることはあまりない。見た目通りのレイアウトでしっかりとした戦略を持ってプレーすればロースコアが出る一方、ミスすれば痛い目に合う。とにかく過小評価されていると思うよ」と持論を展開した。
今週、会場のメンフィスは晴れて蒸し暑い日が続く見込み。そうなればコースはますます硬く速いコンディションになるが、果たしてミケルソンは“キャリアグランドスラム"に向け、弾みをつけることはできるのだろうか?
6月11日放送 ゴルフセントラルより
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4大メジャーの中でも最も難しいセッティングで行われ、「世界で最も厳しいゴルフの試練」とも呼ばれる全米オープン。今年その舞台となるのは、ワシントン州にあるロバート・トレント・ジョーンズJr設計のチェンバーズベイGCだ。マスターズで5位に入った松山英樹のメジャー初制覇なるか!?
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