トップタイで大会を折り返した若武者が見据える決勝Rの戦い方とは?「ドライバーが鍵を握る」
2015年6月20日(土)午後4:50
ワシントン州のチェンバーズGCを舞台に開幕した米男子ツアーの今季メジャー第2戦、全米オープンゴルフ選手権。リーダーボードのトップに記されたスコアは通算5アンダーで初日から伸びなかったものの、名前は入れ替わった。
弱冠21歳でマスターズを制した若武者ジョーダン・スピースが、6バーディを奪うなど「67」でラウンドし、昨年のライダーカップでともに活躍したパトリック・リードと首位タイに。メジャー2連勝、そしてその先に見据える年間グランドスラムに向けて最高の位置で週末を迎えることとなった。
(写真提供:Getty Images)
「グリーンに向けてのショットは確実に良くなった。アイアン、ウェッジ、そしてパットも今日の方が調子は良かった。ドライバーは芯から外れていて、まだ本調子ではない。3番ウッドの方が良かった。ボールを置く位置の問題なのか、練習場で微調整するつもりだ。ミスしてもフェアウェイを捉える事はできているが、天気が良くなるにつれ、短いクラブでグリーンを狙うためにもドライバーがカギになる」
さらに「マスターズでの優勝は今回に生かせるか?」との質問に対しては「あの時とは全く状況が違う。プレーの仕方も違う。マスターズでの予選ラウンドのような5打差のリードは今回はない。これは全米オープンなので、恐らくパープレーを強いられるだろう。これだけ天気が良いと、パープレーすら難しくなる。週末は、もっとコースセッティングが難しくなるはずだ。マスターズでの経験は生かすつもりだが、今週の方が我慢を求められることになる」と答えた。
「ティーショットの調子もあの時とは違うので、攻め方を変える必要がある。オーガスタでは、確実にフェアウェイをキープしてグリーンを狙うことができたが、このコースは今年のマスターズよりも手強い」
「グリーンは柔らかかったが、雲が出ていた前日の方がプレーしやすかった。今日はラウンドが進むにつれて、太陽が出てきてグリーンが硬くなり、ボールを止めるのが難しかった。昨日との違いと言えば、それぐらいだと思う。2日目だろうと、全米オープンで60台のスコアを嬉しい」
パワーランキング(優勝予想)では2位に挙げられるなど、堂々の優勝候補筆頭とも言えるスピース。残り2日間、このポジションを守り続けることはできるだろうか?
6月20日放送 LIVE FROM 全米オープンより
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