田舎町からPGAツアーへ B.スティールの故郷への想い
2015年6月12日(金)午後0:22
カリフォルニア州の片田舎から夢舞台のPGAツアーへ。ブレンダン・スティールこそ、アメリカンドリームを実現したプロゴルファーと言える。
カリフォルニア大学リバーサイド校を卒業すると2005年にプロ転向。カナディアンツアーを経て2008年から下部ツアーに参戦し、2010年の同ツアー、ネイションワイド・ツアー選手権で優勝。レギュラーツアーへの切符を手に入れた。するとルーキーシーズンにトップ25に8回もランクイン。さらには参戦12試合目のバレロ・テキサス・オープンで優勝しトッププロの仲間入りを果たした。その後も安定した成績を挙げ、今季はヒュマナチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーションで2位タイ。5月のウェルズファーゴチャンピオンシップでも9位タイとツアー2勝目を予感させている。
(写真提供:Getty Images)
そんなスティールだが、実はゴルフを始めたのは遅かった。小さい時は野球とサッカーに夢中で、クラブを握ったのは13歳。そこからゴルフにハマり、両親が自宅から50分もかかるコースを毎日送り迎えする日々だったという。自宅でも練習に明け暮れていたようで、庭には人工芝のパッティンググリーンを手作りで設置。ネットを張りショットの腕を磨いたのだとか。
その甲斐があったのか、今季のバーディ数はツアー22位。さらに目を見張るのは飛ばしで、ルーキーシーズンの2012年は288.8ヤードだった平均飛距離が、毎シーズン30位以上ランクアップし、今季は平均303.6ヤードで11位。気づけばツアー屈指のロングヒッターに成長しているのだ。
このように今ではツアーの中心選手となったスティールだが、心にはいつも故郷の存在がある。1番ホールでの出身地紹介では、必ず故郷アイデルワイルドをコールするように依頼。知名度のないカリフォルニア州の田舎町を誇りに感じティーオフしている。そして地元の人々のスティールへのサポートも半端なものではなく、常にスティールのプレーをチェック。西海岸のトーナメントには多くの地元住民が会場を訪れ観戦している。そうスティールはPGAツアーという大舞台で、地元の人と共にキャリアを歩んでいるのだ。
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