海外男子
石川遼が1アンダー発進! 藤田も2アンダー14位タイと健闘
2011年4月8日(金)午前9:41
- この記事のキーワード
現地時間7日、米国男子のメジャー今季初戦となるマスターズがジョージア州オーガスタナショナルGCで開幕し、3年連続3度目の出場となる石川遼は4バーディ、3ボギーの1アンダー71で24位タイでホールアウトした。また、初出場の藤田寛之は2アンダーの14位タイと好発進をみせている。
今季の獲得賞金すべてを被災者に贈ることを宣言し、「ゴルフを通じて(被災者の)みなさんとつながっている」と口にして大舞台に挑んだ石川遼は、日本のエースとして堂々のスタート。最高のティーショットをフェアウェイに放った1番は、1メートルのバーディチャンスにつけた。このパットは残念ながら決められず、パー発進となったものの、石川の技と力は、240ヤードのパー3、4番で真骨頂を見せた。3Iを手にすると高い球でピンそば1.5メートルにつけてきっちりとバーディ。力強さをアピールした。
石川は7番をボギーとしたものの、8番、9番で連続バーディを奪い、2アンダーでバックナインに突入。11番ではグリーン奥から6メートルのパットを沈めてパーを奪い、ガッツポーズを見せると、13番をバーディとして3アンダーまでスコアを伸ばす。終盤はティーショットが乱れ、14番、16番とボギーを叩いた石川だったが、18番では左バンカーからのリカバリーからパーセーブ。1アンダーでフィニッシュし、3度目の出場にして初のアンダーパーをマークして初日を終えた。
「グリーンが硬くなっていて難しいコンディションでした。でも18ホールで4つのバーディが取れた。終盤はひどいゴルフでしたが、それまでが良かったので何とかなりました。でも、初日だというのに体が動かなすぎ。何をやってるんだろうと反省しまくりです」と振り返った石川。バーディを奪った4番のティーショットについては、「練習場から想定していて、3番アイアンでティーアップして練習していました。でもそれ以上のフィーリングで打てました」と胸を張ったものの、2日目に向けては終盤まで良いプレーを続けることを課題に挙げた。
一方、41歳にしてマスターズ初出場を果たした藤田寛之は、大勢のパトロンたちが取り囲み、特別なムードに包まれたスタートホールを「めちゃくちゃ緊張した」と言いながらも、バーディでスタートする好発進。6番、8番でもバーディを重ね、3アンダーでフロントナインを終えた。
だが、このままでは終われないのがマスターズ。アーメンコーナーの11番でティーショットを右の林に入れると、その後はバンカーにもつかまってダブルボギーを叩いてしまう。
それでも粘り強さが身上の藤田は気持ちをしっかりと切り替えた。パー5の13番で手前エッジまで22ヤード、ピンまでは44ヤードの第3打を直接カップインさせてイーグルを奪取。プレーを見守る観客から喝采を浴びた。これで再び3アンダーに戻した藤田は、17番をボギーとしたものの、2アンダーで初日を終えた。
初出場の日本人選手としては、昨年の池田勇太と並ぶベストスコアでのスタートに表情も明るい。早めに現地入りし、練習ラウンドを続けていた藤田は「一度もアンダーパーで回ったことがなかったのに」と、白い歯を見せた。
「全身でオーガスタを満喫しようと思ってやっていました。前半はショットが安定していたけど、後半は我慢のゴルフでした」と振り返りながらも、満足気な藤田。2日目以降もマイペースで上位入賞を狙う。
今季の獲得賞金すべてを被災者に贈ることを宣言し、「ゴルフを通じて(被災者の)みなさんとつながっている」と口にして大舞台に挑んだ石川遼は、日本のエースとして堂々のスタート。最高のティーショットをフェアウェイに放った1番は、1メートルのバーディチャンスにつけた。このパットは残念ながら決められず、パー発進となったものの、石川の技と力は、240ヤードのパー3、4番で真骨頂を見せた。3Iを手にすると高い球でピンそば1.5メートルにつけてきっちりとバーディ。力強さをアピールした。
石川は7番をボギーとしたものの、8番、9番で連続バーディを奪い、2アンダーでバックナインに突入。11番ではグリーン奥から6メートルのパットを沈めてパーを奪い、ガッツポーズを見せると、13番をバーディとして3アンダーまでスコアを伸ばす。終盤はティーショットが乱れ、14番、16番とボギーを叩いた石川だったが、18番では左バンカーからのリカバリーからパーセーブ。1アンダーでフィニッシュし、3度目の出場にして初のアンダーパーをマークして初日を終えた。
「グリーンが硬くなっていて難しいコンディションでした。でも18ホールで4つのバーディが取れた。終盤はひどいゴルフでしたが、それまでが良かったので何とかなりました。でも、初日だというのに体が動かなすぎ。何をやってるんだろうと反省しまくりです」と振り返った石川。バーディを奪った4番のティーショットについては、「練習場から想定していて、3番アイアンでティーアップして練習していました。でもそれ以上のフィーリングで打てました」と胸を張ったものの、2日目に向けては終盤まで良いプレーを続けることを課題に挙げた。
一方、41歳にしてマスターズ初出場を果たした藤田寛之は、大勢のパトロンたちが取り囲み、特別なムードに包まれたスタートホールを「めちゃくちゃ緊張した」と言いながらも、バーディでスタートする好発進。6番、8番でもバーディを重ね、3アンダーでフロントナインを終えた。
だが、このままでは終われないのがマスターズ。アーメンコーナーの11番でティーショットを右の林に入れると、その後はバンカーにもつかまってダブルボギーを叩いてしまう。
それでも粘り強さが身上の藤田は気持ちをしっかりと切り替えた。パー5の13番で手前エッジまで22ヤード、ピンまでは44ヤードの第3打を直接カップインさせてイーグルを奪取。プレーを見守る観客から喝采を浴びた。これで再び3アンダーに戻した藤田は、17番をボギーとしたものの、2アンダーで初日を終えた。
初出場の日本人選手としては、昨年の池田勇太と並ぶベストスコアでのスタートに表情も明るい。早めに現地入りし、練習ラウンドを続けていた藤田は「一度もアンダーパーで回ったことがなかったのに」と、白い歯を見せた。
「全身でオーガスタを満喫しようと思ってやっていました。前半はショットが安定していたけど、後半は我慢のゴルフでした」と振り返りながらも、満足気な藤田。2日目以降もマイペースで上位入賞を狙う。