いばらの道も内助の功で乗り越える H.スワフォード
2015年7月20日(月)午後2:30
バッバ・ワトソン、パトリック・リード、ラッセル・ヘンリーら多くのトッププロを輩出してきたジョージア大学。その名門出身でPGAツアー4年目のプロが、初優勝を目指し奮闘している。
ハドソン・スワフォードは、フロリダ州レイクランド生まれだが、ジョージア大学に進学。順調にキャリアを重ね将来有望と目されていた。ところが、4年生の時に肩の故障で一年を棒に振ることに。そしてプロ転向してからもいばらの道。最近は膝も手術し、順風満帆になるはずだったゴルフキャリアの歩みがスローになっているのだ。
スワフォードは、2011年のQスクールの結果、PGAツアーへの切符を逃しWeb.comツアーのシード権を獲得。翌年のツアーでは、26試合中14試合で予選を通過し、母校が舞台となったスタディオン・クラシックでは、最終日に9アンダーをマークし見事、“凱旋優勝”を果たした。トップタイで迎えた18番で、深いバンカーから直接カップイン。「過去5年のホームコースなので応援してくれる人たちに良いところを見せたかった」と自分が育った場所で最高の結果を出したのだった。
(写真提供:Getty Images)
しかしこの年は賞金ランク27位で約2,700ドル足りずPGAツアーのシード権を獲得できず。翌2013年にWeb.comツアー選手権で24位タイとなり、念願だったレギュラーツアーのカードを手に入れた。そして迎えたルーキーシーズンはトップ10入りすることもあったが、フェデックス・カップ・ランキングは146位。Web.comツアー・ファイナルで粘りを見せ、再びツアーのシード権を確保し今季を戦うなど、浮き沈みを経験してきた。
そんなスワフォードの大きな支えは、2013年に結婚した妻キャサリンさんの存在。夫がゴルフに専念できるようにと、遠征の手配やスケジュール管理は全てキャサリンさんが行っているのだ。その甲斐あってか、12位タイとなったチューリッヒクラシック オブ ニューオリンズでは一時トップに立つなど、徐々にツアーで頭角を表し7月初旬でフェデックス・カップ・ランキングは92位。本人も「優勝争いの素晴らしさを味わった。初優勝も近いと思う。他の母校の選手のように勝てると思うよ」と手ごたえも感じている。
痛めた膝のリハビリは続くが、ジョージア大学出身トッププロの仲間入りを果たすため、そして何より、内助の功に応えるためにも早く念願のツアー初優勝が欲しい。
『インサイド・ザ・PGAツアー#26』より
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