ザ・プレジデンツカップに挑む24人の選手たち
2015年8月3日(月)午前8:53
世界の精鋭24人による、韓国・仁川での第11回 ザ・プレジデンツカップ。チームメンバーとして誇りを胸に戦いへと挑む選手たちを紹介しよう。
6連覇を狙う米国チームのメンバーは、合わせて20回のプレジデンツカップ出場経験を持ち、今シーズンのPGAツアーで17勝。メジャー4大会のうち、3大会を制している。アメリカ勢のシーズン20勝のうち、5勝はフェデックスカップの覇者であるジョーダン・スピースがマーク。2013年にプレジデンツカップ出場経験もあり、スピースは米国チームの中で倒すべき相手となっている。
今シーズン、3つ目のメジャーを制したのは、米国チームのザック・ジョンソン。ジョンソンは過去3回プレジデンツカップに出場し、いずれも優勝。通算成績は7勝6敗となっている。米国チームで他に経験があるのは、ババ・ワトソン、ダスティン・ジョンソン、マット・クーチャー。3人合わせて4度の出場を誇る。初出場の選手も米国チームの勝利に貢献しそうな選手ばかりだ。ジミー・ウォーカー、パトリック・リード、J.B.ホームズ、クリス・カーク、そしてリッキー・ファウラーだ。
米国チームの残る2人は、ビル・ハースとフィル・ミケルソン。キャプテンであるジェイ・ハースに指名された2人はプレジデンツカップの経験者で、特にミケルソンは第1回大会から出場し続けている。殿堂入りを果たしているミケルソンは、通算で20勝16敗11分けで精神的に選手を支える存在だ。
一方で、米国チームの優位を崩したいのはインターナショナルチーム。メンバーの12人の合計でプレジデンツカップ出場は12回。そのスキルと経験が必ず生きてくるはずだ。チームを引っ張るのは、今シーズン自己ベストの5勝を挙げたジェイソン・デイ。そして、最も経験豊富なのは今年で7回連続の出場となるアダム・スコットだ。リーダーシップと経験が武器のインターナショナルチームは、前回大会から南アフリカ勢の3人を含め、7人が今大会でもメンバー入りを果たしている。
主力選手は、今年マスターズで5位につけた日本の松山英樹とマーク・リーシュマン。彼らの経験はプレジデンツカップ初出場となる5人を必ず助ける存在となるはず。タイのトンチャイ・ジャイディ、オーストラリアのスティーブ・ボウディッチ、インドのアルバニアン・ラヒリはいずれもルーキーだ。
キャプテン指名を受けたベ・サンムンにとってはホームゲームとも言える試合。彼はジャック・ニクラスGCコリアで過去2勝を挙げている。同じくルーキーのダニー・リーは、今シーズン32試合に出場。見事にプレジデンツカップ初出場を生まれ故郷の韓国で果たすこととなった。
選ばれし24人による戦いの舞台は、史上初めてアジアに。ジャック・ニクラウスが作ったコースでどのようなドラマが生まれるだろうか。
『インサイド・ザ・PGAツアー#40』より
情報番組「インサイド・ザ・PGAツアー」毎週放送!
前週のPGAツアーを振り返り、放送当該週に開催される大会の見所をお伝えするPGAツアーの番組。
【オススメ】GOLF NETWORK PLUSなら、スマホ・PC・タブレットでいつでも「インサイド・ザ・PGAツアー」が見れる!